プロのような写真を撮るためにはホワイトバランスに注意し、ISO感度に注意する、露出補正をする、単焦点レンズを購入する、構図を学ぶといったことが大切です。
ホワイトバランスというのは、人の見た目にあわせる機能のことで、メーカーによって彩の出方に癖がありますから、一度自分で試し撮りをしてみるとよいでしょう。
ISO感度というのは映像センサーの光を感じる敏感度のことで、ISO感度は低ければ低いほど画質がよくなりますが、ぶれやすいというデメリットもあります。一方ISO感度が高いとノイズが発生しやすくなり少し乱れてしまいますから、環境の明るさにあわせたISO感度で撮影することが大切です。
基本的には晴れた屋外では感度を低くし、暗い室内では感度を高くするとよいでしょう。
露出補正は人間の見た目の明るさに近づける機能のことで、黒い被写体を黒く撮影するために使う機能で、露出補正をしないまま撮影してしまうと雪景色などは灰色に写ってしまいます。そのため雪景色を撮るときなどには、露出補正はプラスにして撮影していきます。
最近はキットレンズが付属しているメーカーがほとんどですが、単焦点レンズを入れることで表現がぐんと広がります。単焦点レンズはズームをすることができないレンズのことで、ズーム機能がない分画質がよいというメリットがあります。このレンズを使用することでプロのようなボケを生み出すことができるのでおすすめです。
写真をプロのように撮るには、構図が大変重要です。
構図には黄金比がありますから、構図を工夫することでプロのような写真を撮ることができます。
初心者にありがちな構図は、被写体を写真の真ん中に持ってくるというものですが、少しずらすだけでもプロのような写真を撮ることができますから、さまざまな角度からチャレンジするとよいでしょう。
人の目は地面に水平についているため、水平なものに対して安心を感じるようにできています。そのため無意識のうちに写真も地面似たいして水平に撮ろうとしてしまいがちですが、これでは毎回同じような写真ばかりになってしまいます。
同じ構図から脱却するためにはあえて傾けるということも大事です。