最近は一眼レフを持っている人も少なくありませんが、プロのような写真を撮りたいのにうまく撮れないと悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
こういった場合には、プロっぽく撮ろうと欲張らないことが大切です。
たとえば野球の試合などであれば、あまり多くのものをフレームに収めようとせずに、メインを決めたらそこにフォーカスをすることですっきりとした構図にすることができます。
あまり欲張りすぎるとごちゃごちゃとした写真になってしまいますから、自分の子供を撮るなら寄っていって撮影することで、すっきりとした構図にすることができます。
次に目線も大切なポイントとなります。
サッカーなどは足元でボールを扱っていますから、選手の目線は低い位置にあるはずです。そのため選手の目線にあわせて地面に座って撮ると、臨場感がでてプロのような写真を撮ることができます。
下から撮ることで迫力もでてきますし、よりよい構図にすることができます。
プロっぽさを出すには構図も大事で、撮りたい人をフレームのどこに置くかによってぐっとしまった写真にすることができます。
多くの場合撮りたい人を写真の中心にしてしまいますが、視線の方向を意図的に空けて撮ってみるとプロっぽさを出すことができます。
こういった写真はシャッターを半押ししてピントをあわせ、その状態でフレームを横にずらすことで撮ることができます。写真がぶれてしまう原因は、フレームの中で被写体がどれだけ動くのかが関係します。どんなに被写体が早く動いてもそれにあわせてフレームも動かすことができればぶれることはありません。
一方どんなにゆっくりな動きであっても、フレームが止まった状態ではぶれてしまいますから、フレームの中で被写体を追うことが重要となります。
一眼レフカメラは露出によって撮影していますが、これにはISO感度とシャッタースピード、絞りの3要素が欠かせません。オートモードにすれば十分撮影することはできますが、3要素をうまく調整することができればプロのようなボケ感なども出すことができますから、撮影に応じて事前にコントラストなどを調整しておくとよいでしょう。