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読むだけで不思議と心が軽くなる絵本「だいじょうぶだいじょうぶ」

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だいじょうぶだいじょうぶは、小さな僕とおじいちゃんとの物語です。
誰でも感じる「不安」にどのように対処したら良いのか。
おじいちゃんがかけてくれる、あるおまじないの言葉が心を軽くしてくれます。

大人でもホッとする温かいストーリーの幕開けです。

小さな僕はまだ知りませんでした。家以外に世界があるということを。
僕が成長してお外に出てみると、今までは知らなった大きな景色が見えてきて、見える物全てが大きく感じて怖がってしまう僕に、いつも「だいじょうぶだいじょうぶ」とおまじないをかけてくれたおじいちゃん。

そんな僕は、色々な出来事を通して沢山のことを吸収し成長していきます。
ストーリーは至って淡々と進むのですが、一つ一つの経験が彼にとっては全て初めての体験なんです。

例えば、外に出てみると自分と同じくらいの子たちが公園で遊んでいて、仲良くしたいのだけど、なんだか中に入りにくい..そんな時、おじいちゃんから「だいじょうぶだいじょうぶ」と声をかけてもらって安心し、視野を広げてみると一人で砂場で遊んでいる子もいることに気付くんです。

その時に「無理をして、一緒に遊ばなくてもいいってこと」を僕は学びます。

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そうやって、一個一個を実際に見て学んで「大丈夫なんだ」と気づかされていくストーリーになっています。
最後に、色々な事を教えてくれたおじいちゃんが体調を崩してしまった時に、僕がおじいちゃんにかけた言葉も涙なしでは見られません。

この絵本に出会ったのは、姪っ子がきっかけです。
姪っ子は大の臆病さん。
そんな姪っ子に、親がプレゼントしたのが「だいじょうぶだいじょうぶ」でした。

たまたま私が読み聞かせてあげることになって、その時に初めてじっくりと読んでみたのですが、大人の私でもハッと気付かされる内容でした。
そして自然と涙が溢れました。

人生の先輩から学べることって、いっぱいありますよね。
1人じゃ分からないことも「だいじょうぶ」と声をかけてもらって、一緒に乗り越えてくれる人が傍にいるって素敵だなと感じました。

【まとめ】

だいじょうぶだいじょうぶは、魔法の言葉だと思います。
大人になっても不安になることはあるので、そんな時にこの本を読んでおまじないのように心の中で「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と言ってみるのはいかがでしょうか。

きっと心が軽くなるはずです。

姪っ子のお陰で素敵な絵本に出会うことが出来て感謝です。

絵本名:だいじょうぶだいじょうぶ
作者名:いとうひろし
出版社名:講談社

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