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ワンちゃんと家族の温かい絆が感じられる、とても素敵な絵本です

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今回ご紹介する絵本は、「どろんこハリー」。
初版が1964年という、昔からお馴染みの絵本です。
私も小さいころはよく母親に読み聞かせられたものです。
このタイトルを聞いて、きっと懐かしいと思われる方も多いのではないでしょうか。

この本は、ある家族に飼われている、お風呂が大嫌いなハリーという、黒いぶちのある白い犬が主人公のお話です。
この本の中でも私が特にお気に入りだったのが、最後のページ。
ハリーがクッションの上で寝ている絵があるのですが、これが本当にかわいくて。
その絵がきっかけで両親に何度ペットを飼おうとせがんだことか分かりません。

この絵本をおすすめする理由は、犬が主人公のとても親しみやすい物語で、子どもに読み聞かせる大人も一緒に楽しみやすい本だから。
そして、家族の温かい絆が感じられる内容だからです。

ペットという存在は、家庭内でのコミュニケーションの中で、とても大切な役割を果たしていく存在だと思います。
例えば、お子さんが小さいうちは家庭内でのコミュニケーションはお子さんを中心とした流れで進んでいくと思います。
しかし、お子さんがだんだん成長するにつれ口数も減ったりして、家庭内でのコミュニケーションのあり方もだんだん変化していくことがあると思います。
そんな時、ワンちゃんや猫ちゃんなどのペットがいると、そのコミュニケーションの中心にペットが入ってきますね。

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お散歩や食事、そして入浴…。
日常の中でたくさんお世話をしなければなりません。
しかしその中でペットとの絆や愛情が家族の中で育まれ、また家庭の日常会話の中には、常にペットのことが交わされたり。

この絵本の中でも、家族が全員でハリーをブラッシングしてあげる場面が描かれています。
なんだかとても温かい光景ですね。
読み聞かせるお子さんにも、きっと家族の温かさや絆の素晴らしさが伝わるのではないでしょうか。

そして、最後のハリーの気持ちよさそうな寝顔。
読み終えるころにはきっとこう思うはずです。

ペットっていいなぁ。
家族っていいなぁ。

【引用:どろんこハリー 
作者名:ジーン・ジオン 文 / マーガレット・ブロイ・グレアム 絵 / 渡辺 茂男 訳
出版社名:福音館書店】

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