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考え方で世界が変わる *大人が読みたい名作絵本*

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「あおい目のこねこ」は、とても可愛いお話しなんです。
あおい目のこねこが、ねずみのくにを目指して旅をするのですが、次々と困難に出会い、解決しながら旅をしていくというお話です。
この絵本から教わったのは、考え方次第で人生は変わるんだという事です。

普通は、困難に出会うと泣きたくなります。逃げ出したくなります。でも、あおい目のこねこは逃げません。いつもポジティブシンキングで簡単に乗り越えてしまいます。
そんなこねこを見ていると、つい自分の考え方を反省してしまうんです。どうして、大人になると困難に立ち向かう勇気を失ってしまうんでしょう?考え方次第では、幸運への道は開けるのに、ポジティブな考え方が出来ないばかりに、回り道をしてしまっている気がするんです。でも、子供の頃はこんなに臆病ではありませんでした。幼い頃は、こねこのように困難に出会っても、ポジティブな考え方が出来ていたような気がします。

そして、もう一つこの絵本が伝えたかった事は、人と違っても良いんだという事です。
あおい目のこねこは、自分だけ目の色が違う事を全然気にしてないんです。

それは、私達も同じです。肌や髪、そして瞳の色が違っても、それは一つの「個性」なんだと、この絵本は伝えてくれているのだと思います。
名作といわれる絵本というのは、人の心を励ます言葉や絵がたくさんあります。
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何度も読み返し、その度に励ましてくれるのが絵本なんだと思います。大きな声で励ますのではなく、優しくそっと包み込むように励ましてくれるのです。
「あおい目のこねこ」は、子供だけではなく、大人にとってもまさに名作絵本となるのにふさわしいものだと思います。

どれだけ困難に出会っても、笑顔で乗り越えていける強さを、教えてもらったような気がします。
あおい目のこねこの大冒険は、こねこをほんの少しだけ大人にしてくれたのかもしれません。
読み終わった後に、元気になれる。そんな一冊です。

引用:あおい目のこねこ
作・絵:エゴン・マチーセン
訳:瀬田貞二
出版元:福音館書店

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