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株投資とFX取引の両方を行う上での注意点とは?

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■株とFXの両方を行う取引はどうなのか?
投資の手法や分析を研究していると、ある時に株とFXの両方を行うと良いのでは? と発見をする事もあります。
これはどちらかをメインにしてもう片方を補助やヘッジ的にする場合もあれば、完全に資金を半々としてどちらからも利益を狙う方法もあります。

このような株&FX投資法について独自に行う場合、あまり参考になるブログや書籍などもないので悩んでいる方もいると思われるので、参考までに意見を述べさせていただきます。

■株とFXでは何が違うのか?
FXを短期的に行う人は、その多くがライントレードを信仰しています。
当たる時もあれば外れる時もあるのに、なぜか水平線や斜め線などを異様に引きたがりそこが抵抗線やトレンド転換とします。
その理屈が通るなら、これを株取引にも応用ができるものですよね

株の方が個別銘柄も多いので、ライントレードがしやすくなる事実があります。
しかし、線引きがハッキリできても今回もライン通りに反発あるいはブレイクするかはまったく分からないものです。

また、米ドル/円が円安に動けば(上がれば)、日経平均や個別株も同じように上昇する事が多いですが、これも絶対ではないですし最近は反発する事も多くなります。

これを念頭に入れると、FXの場合は単純にトレンドラインからどちらに動くが予想して建てるのもありですが、株の個別銘柄の場合はもう少し慎重にした方が良いのかも知れません。
個別銘柄は一見すると、様々な業種があるのでランダムで無関係に思えますが、FXで米ドル/円が抵抗線を突破したとして、続いて東証の優良銘柄も同調し動き、そうなると続いて他の銘柄にも波及される事があります。
こうなると、個別銘柄が抵抗線で一時は落ちたのに、あっけなく再び越えてしまう事となります。

ですから、米ドル/円が抵抗線を突破して円安に動いたなら、それまで弱かった個別銘柄が勢いを増す事が大いにあり得ます。
この動きを知っていれば、個別銘柄で抵抗線により勢いが弱い銘柄ばかりを注目するのも、上手い取引方法となります。
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他には、株とFXのどちらかが手堅い動きとなり自信がある場合でも、どちらかが利益を出す様に両方を建てる場合もあります。
その際には、外れた方は速やかに損切りをするのが絶対となります。
どんな投資でも、自分の読みが外れる事はあるので、それに対して疑問を抱きポジションをいつまでも保持するのは避けるべきです。

反省や分析などは、負けているポジションを放棄してからいくらでも行えば良いのです。
そして、それは答えが見つからないものなので、ケースバイケースという柔軟な姿勢で対処しましょう。

もし、年間を通して利益を出せる様になると、株とFXでは税金が違ってくるのでそこだけは注意して下さい。
 株取引…利子所得(配当所得)
 FX取引…雑所得
※FXでもくりっく365は株取引と同じ税金システム

要するに、FXの方が税金面では扱いが悪く、最高では50%も支払う義務があります。
ここまで考慮するなら、株取引で良い手法を作り上げる方が賢い気がしないでもないです。

■まとめ
株とFXの両方を取引する人は、FXでは王道のライントレードを株にも応用すると良いでしょう。
その際には、個別銘柄は円安になるとライントレードが影響されない事もあるので、そこを気を付けて下さい。
また、株とFXでは税金も違ってくるので、一年間で大儲けした際には納税義務が待っている事も覚えておきましょう。

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