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FXで損切りができない心理と損切りに必要なマインドとは?

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<投資には自制心が重要>
トレードで長期的に利益をあげるために、損切りは必ず必要です。
トレードで勝つ方法は様々ですが、負けている人は決まって損切りをしていない場合が多いです。

そうは言っても損切りをすることは気持ちいいものではありませんよね?上手に損切りをするためには自制心を保たなければなりません。
実は投資家っていう職業はかなりメンタルがいる仕事なんですね。


あなたは損切りが上手にできていると思いますか?
できていない方や、できていないけど今は勝っているから問題ない!って方は多いのではないでしょうか??

多くの人が損切りできない原因は、人間が本能的に備えている心理にあります!
そして、この心理状態を説明したものをプロスペクト理論と言います。

プロスペクト理論とは、人間が報酬に関しては少なくても確実に手に入ることを好み、損失に関してはリスクを取ってでもゼロになることを好む心理を説明したものです。
FXで言うなら、利益確定はすぐしたくなるのに対し、損切りは買値に戻るまで待ってしまいたくなる状態です!

経験がある方も多いでしょう。(笑)
含み損が買値に戻るまで待っていたらさらに損失が膨らんだり、含み益をすぐに利確したら後にさらに大きな利益になっていたことが。(笑)
このようなことが起きるのは、プロスペクト理論で説明される人間の本能的な心理が原因です。
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<上手に損切りをするためのマインド>
利益は小さく!損失は大きく!ではトータルで勝つことはできないでしょう。
勝率をあげればいい!と聞こえてきそうですが、プロのトレーダーですら、勝率は60%だと言われています。
つまり損切りを上手に行って、できる限り損失を小さくすることは勝利の必須条件だと言えます。
それでは、損切りを上手に行う上で必要なマインドとはどういったものなのでしょうか?

上手に損切りをするためには、まずプロスペクト理論を正しく理解して、それに背くように意識することが必要です。
プロスペクト理論で説明されていることは人間が本能的に備えている心理です。
それに背くためには意識的に取り組むしかありません。

もし何も知らない人が投資を始めたなら、利益をできるだけ大きくしたり、損失をなるべく小さくしようといった感情は生まれて来ません。
むしろ真逆の方向に進んで行くでしょう。
結果的にこの人はFXで負けてしまうと思いますが、これは決してこの人に自制心がないからではありません。
プロスペクト理論について理解して、損切りの重要性を理解していなかったことが敗因です。

逆に言えば、投資において知識が以下に重要かを物語っていますね!
FXで長期的に勝つ秘訣は、利益を大きく、損失は小さくすることです。
そしてそれを実現するために必要なマインドとは、プロスペクト理論で説明される人間の本能的な心理を正しく理解して、それに背くように意識することです!

<まとめ>
損切りが重要だと聞くけど重要性がわからない人。
損切りが必要なのは分かっているけど、いざとなると損切りできない人。
損切りが苦手な人も色々いると思います。

この記事を読んでいかに損切りが大切か分かってもらえたなら、この記事で紹介したマインドの持ち方を参考にして上手に損切りをしていけるように努めてください。
損切りの大切さもプロスペクト理論も理解して、意識的に損切りを試みているけど、どうしても損切りできない!
本能的な欲求に負けてしまう!と言う方には、指値で利確と損切りの値段を入れておくことをお勧めします。

1ヶ月もこの方法を続ければ、体が慣れてくると思います!
最後まで読んでくださりありがとうございました。

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