NO IMAGE

サラリーマンがFXのスワップポイント狙い投資で一攫千金を狙うのはどうなのか?

スポンサーリンク


●サラリーマンがスワップ投資に陥る訳
最近もトルコリラが大暴落して、動画やブログやツイッターなどで、多くの個人投資家が悲鳴を上げていました。その気持ちも理解できますし、もっと言うならサラリーマンなど昼間働いているとFXも長期投資になりますし、そうなるとスワップポイント狙いで新興国通貨を狙う気持ちも理解できます。ですが、FXには完全な手法がない事を理解しましょう。

●FXには絶対の手法は存在しない!
長期投資の危険な面として、例え負けが込んできて損失が出てきてもポジションが少ないと状況を安易に考えるのです。それは、自動で損切りされないように証拠金を入れたり、さらにはナンピンをしてポジションを増やす人もいます。

それらで勝つ事や危険を回避する事もあるでしょう。しかし、もし今後もFXで勝負をするなら、このような方法は避けるべきです。二度とFXをしない覚悟で、この勝負だけで終わるならナンピンや証拠金投入も良いでしょう。

そもそも、長期投資も利益を出すと思ってポジションを建てたはずです。それが逆に動く事は、あなたの手法が通じない、又は想定外の動きとなっているのです。負けを認めて、一度決済してリセットするべきなのです。

しかし、長期投資でさらにスワップポイント狙いになると、逆に動いてもスワップが毎日のように貰えているからOKと、またもや妥協するのです。そもそも、スワップが高い高金利通貨の国は、通常の投資や常識が通用しないのです。そこに長期間もお金を預けるのは、無謀以外の何物でもありません。

長期投資で運良く儲けた人でよくあるのは、ある一年間だけ利益を上げて翌年からは大損失を計上するパターンです。まず、スキャルで数秒や数分後の値動き予想できるなら才能や努力もありますが、長期投資で数か月後や一年後の相場を予想できる人は誰もいません。

それが当たったのは、単なる偶然であり、決してサラリーマンのあなたに投資才能や先を見る能力があったからではないのです。しかし、悲しい事にFXの長期投資で、それなりの利益を上げると皆が自信満々になるのです。
スポンサーリンク


少々否定意見ばかりなので、もし長期投資狙いなら、FXやスワップポイント狙いを止めて、株式投資に切り替えるべきです。FXに拘るなら、精々一週間ぐらいのポジションで売買を繰り替えすべきです。利益を上げているなら、もう少し長くポジションを保ち、ダメならすぐに降りるのが得策です。

忠告としては、スワップポイントが高い国とは、時限爆弾を抱えていると思うべきです。金利を高くしても何も良い事がないので、普通の投資家は手出ししないのに、なぜか日本人のサラリーマンや個人投資家は喜んで手を出すのです。もう一つ、金利を高くするのは他に何も投資対象がない意味もあります。国として魅力や安定しないからこそ、闇雲に金利を高くして一時しのぎをしているだけです。

いつ爆発するか分からないのに、そこに長期投資をするのは無謀以外の何物でもありません。

●最後のおまけ情報
アメリカの政策金利が上がる事で、トルコなど新興国(途上国)の通貨が下落するのが最近の流れですが、これも絶対ではありません。過去には反対の事もありますし、仮に米政策金利が打ち止めとなっても、何かしらの理由の後付けで新興国通貨が下げる事は大いにあります。

だから、FX長期投資は難しく、さらに新興国のスワップ狙いも損する人が多いのです。

スポンサーリンク
>