小松菜は関東ではかなりポピュラーな野菜ですね。農家でも一年中栽培されており、短期間での栽培ができるとあって家庭菜園、中でもプランターで育てる人が多いです。

一応は一年中育てることができますが、初心者の方には秋まきがおすすめですね。病気になりにくく、しかも害虫も比較的少なめです。もちろん害虫はいるので、防虫ネットでトンネルし、害虫を避けるようにしなければなりません。

さて、それはさておき育て方からいきましょう。まず種まきですが、3月から10月の間であればいつでも種まきが出来ます。

種まきをする際にはすじまきをします。すじ間は20センチくらいを開けて置きます。

なぜ、このようなことをするのか。それは育ち始めてから間引きをするからなんですね。双葉が開き始めたらまず最初の間引きです。ちょうどすじのあたりが込み合ってしまっているので、葉の大きさや形が悪い物はどんどん間引いていきます。3日か4日程度経過したあたりのことで、一つ一つの苗が3センチ間隔になるように整えましょう。
間引いちゃった小松菜はどうするの? まだまだ小さな葉なんだけど。とお思いの方、間引いた小松菜はサラダなんかで食べても全然大丈夫ですよ。

間引きをした後は、表面が乾燥し易くなるので、毎日しっかりと水遣りをしましょう。一回ずつですが、量は多めに。また、液体肥料などで追肥もしておきましょう。小松菜は成長し易いので頻繁な追肥は必要ありませんが、ここでは忘れないように。
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そして、そこから暫くは成長させて、葉が7枚から8枚くらいになったら二度目の間引きを行います。はさみを使って、一本おきに株の根元をばっちり切ります。あ、もちろん間引いたものは食べていいですよ。

さぁ、もうここまでくると後は収獲だけです。二度目の間引きを終えて、のびのびとしっかりと栄養がいきわたります。
収獲の頃合いは20センチから25センチほどの大きさになった頃です。小松菜は20センチを越えると急激に成長をし始めますので、早めに収獲しましょう。大きい方がいい? そんなことはありません。大きすぎるとどんどん味が落ちていってしまいます。大きな小松菜でお腹を一杯にしたいかもしれませんが、ここは堪えて20センチくらいになったらちゃんと

収獲して、美味しい間に食べてあげましょう。

小松菜はだいたい1ヶ月ほどで収獲することができますが、プランターなどで育てる場合には、10日おきの種まきをすることで、旬のシーズンにたっぷりと小松菜を収獲できるようになります。
お腹いっぱい小松菜を食べたいのなら、たくさん育てた方がいいですね。

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