初心者にも簡単で、おすすめのジャガイモの育てかた

ジャガイモは、春と秋の年2回、育てるチャンスがあります。

しかし、秋に育てるのは残暑や冬の気候にも影響されるので、初心者には春の方がおすすめです。春は、関東であれば3月から4月、北のほうであれば5月くらいに植えるのが良い時期です。

育てかたとして多いのが、プランターか畑です。プランターには市販の培養土を利用すれば自分で土作りをする必要がなく、気軽に始められます。プランターの深さは、ジャガイモが伸びるスペースが必要となり、30センチ以上のものが必要です。

畑で育てる場合は、石灰を使用してしまうと土が酸性ではなくなるので、ジャガイモを育てる場合には石灰をまかないで育てます。

タネイモは冬でも購入できますが、保存状態が悪いと腐ってしまうので、植える直前に購入する方がおすすめです。スーパーで購入して、食べ損ねたジャガイモでも育ちますが、初めは農林水産省の検査に合格したマークがついているタネイモの方が、簡単に育てれます。
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タネイモは大きなものは切る必要があるので、初めは小さめのものを購入し、そのまま植える方が簡単でおすすめです。芽が出ていないものは、日の当たる所に並べて置くと、緑や赤などの触ると硬い芽が出て来ます。

50グラムを超えるタネイモは大きすぎるので、切ってから天日干しを一日行い、そのあと植えます。

芽を切ってしまうと育たないことも多く、購入時には小さめのものを選んだ方がそのまま使えて、便利です。

タネイモを植える際には、まず溝を作ります。そして深さ10センチ程度の所に植えます。タネイモ同士の間隔は30センチほど開けて置く方が、育った時に、お互いが邪魔にならないのでおすすめです。土を5センチ程度かければ完了です。あまり深い所に植えてしまうと、芽が出にくくなり、育たないので気をつけましょう。

しばらくすると、芽がたくさん出て来ます。硬い芽の方が良い芽とされ、柔らかいものは切りましょう。芽を抜いたら追肥を混ぜて、土寄せをします。これくらい育つ頃には暖かくなり、虫も増えて来ます。殺虫剤などを散布したり、虫をつまんでとる必要があります。20から30センチほどに芽が伸びて来たら、再び追肥を混ぜた土を使って、土寄せを行います。そのうち花が咲いて来ますが、花に栄養を取られてしまうので、花が咲いたら取りましょう。葉っぱが黄色くなり始めたら、収穫の合図です。

土が乾いている時に、掘る方が腐りにくくておすすめです。日陰で、土を乾かしたら収穫終了です。陽に当てると水分が飛んでしまうので、日陰で乾かしましょう。

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