ハイサイ!!ゴーヤの簡単な育て方

ゴーヤは沖縄料理の食材として有名で、カロチンやビタミンC、カリウムといった栄養を豊富に含む夏野菜として人気があります。そして自分で栽培する場合も比較的手間がかからないため、家庭菜園の初心者にもおすすめの野菜だと言えますね。

では、まず植え付けの時期はいつがいいかと言うと、種まきは4月の上旬からで、植え付けは5月上旬からとなり、冷涼地ではそれより少しだけ遅い時期が適しています。

そして収穫は、種まきから3ヵ月ちょっと後の7月中旬あたりからになります。それから栽培をする前に準備しなければならないものは、プランターを利用する場合は大型のプランターと、野菜を育てるための土です。

土は自分で作ることもできますが、腐葉土や肥料等を配合しなければならないため、少し面倒なんです。なので初心者の場合は、野菜の土として市販されているものを使うのがおすすめですね。

またプランターは、60cmのものなら2株植えることができるので、何株植えたいかによって用意するプランターの数も変わってくるでしょう。
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実際の植え方については、種から育てる場合は、気温25~30度が発芽の適温とされているため、4月上旬以降の気温が十分に上がった時期に植えます。ポットに植える場合は、9cmのポットであれば3~4粒ほど蒔き、発芽したら本葉が1枚のときに間引きを行って1本だけ苗を残します。そして畑に直接蒔く場合は、間隔を40~50cmほどあけて3~4粒づつ蒔くのがコツです。

また気温が低いときは、ビニールをかぶせたりして保温してあげると、上手く発芽させることができるでしょう。次に、種から育った苗の植え方については、本葉が5~6枚になったときに植え付けを行います。植えるときは、それまで植わっていたポットの大きさよりも少し大きめの穴を掘り、根を壊さないように優しく穴に入れ、周りの土をかぶせましょう。そして苗を植えた後は根の活着を良くするために、たっぷりの水を掛けてあげます。しかしゴーヤは湿気に弱いため、ちゃんと根が付いた後は、土がひどく乾燥しているとき以外はあまり水やりはしないようにしましょう。

植え付けを行った後は、追肥を行う必要があり、化学肥料10gを2週間おきに与えます。そしてできるだけ早い時期に弦を誘引するための支柱やネットを設置するようにしましょう。さらに、最初に伸びる弦のことを意味する親弦の葉が5~6枚になったところで摘心(摘むこと)を行うと、子弦や孫弦に良く果実が付きます。ゴーヤはそのままでもよく育つのですが、摘心を行うとよりグッドです。

収穫については、着花から15~20日ぐらいが収穫に適した時期です。しかし、それ以降に果実を残したままにすると株が弱くなってしまうので注意しましょうね。

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