グローバル化が進んだことにより、海外で生活する日本人も増えましたよね。そんな日本は国民皆保険と言われており、住民票がある限り誰もが国民健康保険に加入しています。しかしそれならば外国で生活していて日本に一時帰国する日本人はどうしたらよいのでしょうか。
私は、日本人が日本に一時帰国するときに加入することができる保険制度というものを作ったら、それなりに利用者が多くなるのではないかと感じています。一時帰国であっても飛行機に乗って日本に帰るわけですから、どうしても保険が必要ですよね。
私自身も海外で生活をしています。日本国内で生活をしていたら、実家に帰省する場合も数日間、ということがあるかもしれません。しかし海外から日本に帰省する場合、どうしても長く滞在するということがあり得ます。また、いくら日本人であっても住民票を抜いていますので、日本国内においては保険に入っているわけではありません。確かに私は日本人ですが、何かあったときには保険がないため、海外旅行保険に入っていなければいけないのです。
実は、国民健康保険には基本的には入ることができないと言われています。もちろん、事情があるならば転入届を出し、国民健康保険に入ることができます。しかし市町村によっては「半年以上日本にいないのであれば国民健康保険に入ることができない」などという規定を設けていることもあり、日本人でありながら海外に住んでいるというだけで、日本に戻ったときに入れる保険がないということがあるのです。
さらに海外旅行保険には大きな落とし穴があります。日本が販売している海外旅行保険はすべて日本から出発するものですので、日本人は加入することができません。また、海外で販売されている海外旅行保険も自分の母国に帰る場合は加入ができない、という保険も少なくはありません。そのため外国に住んでいる日本人は日本に帰るときに保険に入ることができない、という事態が発生するのです。
だからこそ、そんな日本人が入ることができる保険というものを用意したら、それなりに売れるのではないかと思います。日本は世界的にも医療費が安い国ですから、あくまでも日本に帰る日本人向けの保険ということで販売すれば、それなりに購入したいという人は多いと思います。多少値段が高かったとしても、日本の会社が売り出したら安心できるという人は多いのではないでしょうか。
そのため、私は日本人が日本に一時帰国するための保険があったらいいなと思っています。